ポイトとは

ポイトは微生物の力を借りて、生ゴミを分解、微細化し、水として排出する消滅型の生ゴミ処理機です。ポイトのもっとも大きな特徴は「残渣物ほぼゼロ」ということです。残渣物を残さない第一のポイントは、これまでにない分解能力を有するバイオ製剤(IMI Tera)です。このバイオ製剤には数種類の微生物が含まれており、BC材(Tera BallとTera Tube)とともに固相処理槽内で生ゴミと一緒に攪拌されることによって増殖が促進され、効率よく生ゴミを分解していきます。もう一つのポイントは、液相処理槽です。分解、微細化された生ゴミは固相処理槽の下に設置されている液相処理槽に流れていきます。増殖した微生物の一部も水と一緒に流れ込み、そこで再び生ゴミを分解、微細化し、最終的に生ゴミを水の中に溶かしていきます。この一連の処理工程は以下のようになります。

STEP1準備

BC材(Tera BallとTera Tube)を固相処理槽の攪拌シャフトが隠れるまで充填し、そのあとにバイオ製剤(IMI Tera)を均等に撒布します。その後手動で「攪拌」ボタンを押して、バイオ製剤とBC材を十分に混じり合わせます。

*Tera BallとTera Tubeの役割 Tera Ballは球状をしたセラミック(直径約7㎜)で表面には無数の穴(直径約1/100㎜)が開けてあり、この穴の中にバイオ製剤の微生物が入り込み増殖していきます。Tera Tubeはマカロニ状のポリプロピレン製緩衝材で、Tera Ballが摩耗するのを防ぐ役割を果たします。

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STEP2生ゴミ投入

生ごみを固相処理槽に投入します。投入直後には散水が行われ、生ごみの表面を軟化させます。
生ごみを投入する際、生ごみの範疇に入らないもの(金属、陶器、硝子、ビニール、プラスチックなど)、割り箸、爪楊枝などは分解できませんので、取り除く必要があります。

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STEP3攪拌・散水・分解

固相処理槽では20分おきに3分間攪拌シャフトが回転し、生ごみを攪拌します。攪拌中に1分間だけ散水が行われます。分解、微細化された生ゴミは、固相処理槽底部のメッシュ板を通して、液相処理槽へ水とともに流れていきます。メッシュ穴より大きい生ごみは、固相処理槽で分解、微細化が続けられます。

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STEP4液相処理槽での分解・微粒子化

微細化された生ゴミは液相処理槽で、水とともに流されてきた微生物で分解、微粒子化が行われ、最終的に水とともに排水されます。

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生ごみの種類に応じて処理時間は異なってきますが、ポイトは固相処理槽と液相処理槽の2段階で生ごみを分解、微細化することによって、「残渣物ほぼゼロ」を実現しています。

ポイト機種一覧

型式 処理能力
Kg/日
標準外形寸法(mm)
幅(W)×奥行き(D)×高さ(H)
重量
Kg
消費電力(KW/時)

モーター

ヒーター

AN-50 50 950 × 804 × 1200 170 0.2 0.6
AN-100 100 1285 × 804 × 1200 220 0.4 0.8
AN-150 150 1650 × 1150 × 1360 350 0.75 1.0
AN-200 200 1800 × 1150 × 1360 600 1.5 1.2
AN-250 250 1900 × 1200 × 1450 800 1.5 1.5
AN-300 300 2100 × 1300 × 1500 900 1.5 1.8
AN-400 400 2200 × 1500 × 1600 1200 2.2 2.0
AN-500 500 2450 × 1700 × 1800 1500 2.2 2.2

消費電力について

モーターは固相処理槽の攪拌シャフトを動かすためのもので、1 時間に3回、その都度3分間通電されます。したがって、1日に216(3 × 3 × 24)分、約3.6時間動くことになります。ヒーターは固相処理槽の温度が18度以下になった場合に作動します。(消費電力は東京都の月間平均気温を参考にして計算しています)。この18度の設定は、一般的に18度以下になると微生物の活動が緩慢になることによります。